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弁当・惣菜店の方へ

弁当・惣菜店で成功するために

あなたが夢に描いてきた弁当・惣菜店を始めるにあたって、是非知っておいて頂きたいことがあります。

貯めたお金をはたいて独立し、夢の実現に向けて歩み始めたにもかかわらず、夢半ばで挫折してしまう方が後を絶たないからです。
あなたには是非、繁盛店への階段をしっかりと歩んで欲しい、そんな願いこめて、お店を始めるにあたっての3つの重要ステップを以下に記します。

STEP1  業界の現状

激しさを増す業界

共働きや単身世帯、高齢世帯の増加により、市場自体は拡大してきたものの、大型チェーン同士の競争激化や関連業種の本格的な市場参入により、業界全体としては混沌としています。

● 持ち帰り弁当などの中食産業は独身男性や、女性の社会進出による共働き世帯の増加、核家族や単身世帯の増加を背景に市場を拡大してきた
 近年の不景気により節約志向が高まり、より支出の少ない内食へと回帰傾向
 スーパーマーケットやコンビニなど、異業種による本格的な弁当販売により競争激化
 大手弁当チェーンでも店舗数、売上ともに縮小傾向
 持ち帰り弁当チェーンは、メニューの同質化や値引き競争、異業種の参入により厳しい状況
 高齢化社会の進展を受け、宅配サービスに進出する企業も登場

※持ち帰り弁当チェーンへの加盟を検討している場合は、加盟後のトラブルを未然に防ぐためにも、
-商品(メニューの種類、客単価など)
-営業形態(年中無休、深夜まで営業など)
-サポート体制(スーパーバイザーの訪問頻度、販促活動の支援など)
-必要資金(加盟金、ロイヤルティーなど)
等の情報収集に加え、必ず直接訪問調査を行い、本部が提示する標準収支モデル通り顧客を獲得できているかなど、慎重に調査・検討を行いましょう。

(参照:社団法人日本フランチャイズチェーン協会「JFAフランチャイズチェーン統計調査(2010年))

STEP2  繁盛店を目指す5P戦略

【Price価格】 コンビニやファーストフード店を意識した価格設定

一般消費者を相手とした場合、お弁当の魅力は、手ごろな値段をベースに、持ち運びできる携帯性、作り立ての美味しさ、健康に配慮された献立、スピーディーな提供、などが考えられます。中でもそのベースとなる価格は、コンビニやファーストフード店を始めとした外食店とも比較される為、近隣エリアの十分な市場調査が必要となります。

【Product商品】 飽きのこない豊富なメニュー

大手弁当チェーンは、原材料費の抑制と店内調理の簡便化を図るため、定番メニューを始めとしたメニュー構成が同質化しがちです。

【Place場所・流通】 宅配サービス・屋台Deliの登場

共働き世帯や高齢者層を中心に重要のある宅配サービスや、オフィス街のランチ向け屋台Deliが好評を博しています。

【Promotion販促】 法人や施設との契約で、販路を広げる

法人契約のみで年商50億円を超える業界の雄、「コロンブスの玉子」のように、大口顧客をつかむことで販路の拡大と売り上げの安定化を図ることができます。

Profit利益 価格と利益のコントロール

利益をしっかり確保するには、販売価格と利益を設定した上で、その利益が確保できるような仕入れを行うことです。または、仕入先を決めた上で、仕入原価に一定の利益を加えて価格設定を行う方法もあります。

STEP3  弁当・惣菜店の開業シミュレーション

数字はウソをつきません。
損益計算表(P/L)は一定期間(事業年度=1年間)にいくら儲かったかを教えてくれます。
経営上は、コストを抑えいかに経常利益を増やしていくかが重要となります。

※持ち帰り弁当店の経営指標はないため、参考として弁当仕出し屋の経営指標を記載します。

変動費(原価)
原価率53.1%
 
売上高
固定費
(人件費、家賃、その他経費など)
人件費対売上高比率32.7%
売上総利益
(粗利益)

売上高総利益率46.9%
経常利益
売上高経常利益率1.6%
 
(引用:上記比率は中小企業リサーチセンター「小企業の経営指標2010」の「黒字かつ自己資本プラス企業」の数値を抜粋)


優良弁当仕出し屋の経営指標 (営業利益率1.9%)

 【収益性】
  ・原価率53.1%
  ・人件費対売上高比率32.7%
  ・売上高営業利益率1.9%
  ・売上高経常利益率1.6%
 
 【生産性】

  ・従業者一人あたり売上高:1,711.5万円
  ・従業者一人あたり人件費:521.1万円
 
 【安全性】

  ・自己資本比率:17.2%
 
(引用:上記比率は中小企業リサーチセンター「小企業の経営指標2010」の「黒字かつ自己資本プラス企業」の数値を抜粋。)

※当ページの内容は大同生命社のページを参考としております。